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雨の日に時間つぶし。子供時代に大好きだった模型つくりをしてみた。

半世紀も前に、小遣いの大半をプラモデルに費やし、作っては火薬(2B弾)で爆発させていたのは、TV番組のコンバットに影響されたのか。チェックメイトキングツー応答せよ、なんてフレーズをつぶやきながら爆発させていた。

でかいのはドイツ製の戦艦ビスマルクを作った。複葉機の赤トンボも印象に残っている。そして出会いは突然、池袋のジュンク堂書店で目にとまった「Rolifeつくるんです」の「BI-PLANE」。大好きだったダイアナ・ロスのラブチャイルドが頭のなかで鳴っての衝動買いは1,000円と安い値段にも驚いたから。そういえばLPレコードが1,000円以上する60年代にジャケットに穴がパンチされたレコード版がディスクユニオンとかで500円で買えたのでブルースやR&Bの名盤と出会えた。

「Rolifeつくるんです」はDIY組み立てキットで、ドールハウスやウッドパズルの他に帆船などの模型もあってぼくが手を出したのは赤トンボよりちょっと古い年代の第一次対戦でドイツ帝国がフォッカー社に製作させた三枚翼の戦闘機だ。撃墜王“レッドバロン”(赤い男爵)ことマンフリート・フォン・リヒトフォーフェンが愛用していた名機。

中古オートバイのチェーン店にレッドバロンというのがあるけれど、オートバイとプロペラの小型戦闘機はどこか似たイメージがある。鉄の馬。

ネットで検索してわかったデータ。

フォッカーDr.I(Fokker Dr.I、Iはローマ数字の1)は、1917年に、ラインホルト・プラッツが設計して、フォッカーが製作した。ドイツ機では非主流派の回転式空冷星型エンジンを採用。エンジンのコントロール(補助スロットル)から機銃の射撃(個別、両方の発射)、クーペボタンまでが操縦桿についているため、右手で操作できた。武装はプロペラの回転と同調するMG08重機関銃(7.92 mmシュパンダウ機銃)を機首に2丁装備した。

総重量:585 kg(自重405 kg)

最大速度:160 km/h(高度2,800 mで)

失速速度:64 km/h

上昇力:2,000 mまで3分45秒

実用上昇限度:6,000 m

飛行時間:1.5 時間

145ピースのパーツを三日がかりで組み上げた。使った道具は、カッターナイフ、鋭角なプライヤー、綿棒、木工ボンド、輪ゴム、洗濯バサミ、紙やすり。

キットはバリを削り、貼り合わせやすく曲げてやるときに力具合を微妙に加減するのが肝心。割れたらいけないので微妙に少しずつやり、ピースとピースを嵌合したら輪ゴムなどで形を整えたまま放置時間をとり変形癖をつける。

ウッドなんで歪んでくれるけれど無理は禁物。やりすぎたかなと感じたら水溶きした木工ボンドで養生して時間を置く。作業は3日だったけれどそこに放置時間は含まない。だからえらく時間を費やして時間潰しにはいいのだが、放置している途中経過を眺める時間もそれはそれで愉しい時間だった。

Spectators watch the performance of a replica German Fokker bi-plane at the European Veteran Airshow in Hradec Kralove, East Bohemia, 19 June, 2005. AFP PHOTO Michal Cizek

次に作るなら撃墜王の赤い機体にしたいけれどそれにはリキテックス製の水性アクリル絵具を薄めずに筆塗りする手間が必要。それはまた機会があれば。

Post Author: coppi