先週末はホント、酷暑でしたね。7月20日の土曜は夕立に雷で夏ホンバンでした。
さっきまで暑かったのに夕方、スーッと涼しい風がきたら !ピカッ! 数秒後に!ドーン!
光ってからドーンとなるまでのタイムラグ=1秒で約340m。これ、小学校で習ったはず。
落雷警報が発令されたらスポーツイベントは中止、これが今日的な判断。
遠雷が聞こえたら、たとえイベントが終盤で盛り上がっていても中止アナウンスをして参加者を建物内やクルマのなかに避難させる。これが理想的な危機管理マニュアル。
coppiは土曜に横浜で、日曜に西武園で自転車スクール活動をしましたが両日とも危険な暑さ。
熱中症予防運動指針によれば、気温31℃以上30℃未満=厳重警戒(激しい運動は禁止)、気温35℃以上=運動は原則禁止。
土日ともラジオ天気予報では、「危険な暑さなので、なるべく外出は控えましょう」でしたが、ピーカンの青空のもとでするアウトドアスポーツのサイクリング、それも会場を借りていて楽しみにしている参加者に対して、「暑いから中止」なんてなかなか言いません。だから暑熱対策は主催者責任としてしっかりやります。
休憩をこまめにし、積極的な水分補給を促す。輪’sプロジェクトの自転車スクールでは、 かぶり水を用意。アイスバッグ(氷嚢)を用意。塩飴を用意。
アイスバッグは、数年前から備品化しています。以前は100円ショップで気楽に買えたけれど今年は200円に値上がりしていました。元々は骨折や打ち身の受傷者にアイシングするための備品でしたが今では熱中症対策グッズ。写真のアイスバッグは220円の製品ですが、カチ割り氷が入る。材質ABS樹脂、シリコン、アルミニウム、ポリエステル、ポリウレタンコートなどで、結露しないので使いやすい。
輪’sプロジェクトの自転車スクールは午前に実技、午後は放課後ライドで15時には終了ですが、スクール会場の乾式気温計は37.5℃。この日の夜、ひと雨きてドーンと雷さまが落ちました。
日曜は立体駐車場で東京都自転車競技連盟普及委員会での午前は子ども向け、午後は日本学生自転車競技連盟に所属する選手に対して、自転車に乗る基礎スキル指導。立体駐車場だから屋上でなければ屋根付きなので日陰あり、かつ風が通るので、割と過ごしやすい。
子どもたちは元気でした。それでも休憩時は、噴霧器を用意しておいて冷水シャワー。気化作用で体温が下がります。子どものレースでは、ビニール製プールを用意することもあります。
午後は大学生たちのスクールです。学連役員が参加者全員に500ccのミネラルウォーターを配った。普及委員会は、水を満タンにしたジャー、スポーツドリンクを希釈したジャー、アイスボックスにカチ割り氷とアイスバッグを揃えて臨んだのですが、それでも参加者30人強のうち1人が動作緩慢になり休憩をとった。結局は、ワゴンタクシーを呼んで、前輪を外したロードバイクとともに帰宅。
学連の講習では落車防止目的で輪’sプロジェクト自転車スクールが実施する並走コーナリングメソッドを採用。他にも落車防止対策をUCI公認コーチ吉井巧治氏が多面的にレクチャー
若い学連の選手をしてスクール中断させる酷暑、スゴイことです。
じつはcoppiも土曜は半分熱中症でした。帰路はアイスバッグを首筋に当ててクルマを運転。帰宅して水風呂に浸かりました。ちょうどツール・ド・フランスの季節ですね。放送で確認すると選手も首筋から背中にかけて、ちょっと膨らみがある。あれはカチ割り氷を網状のパックにして突っ込んでのアイスクーリング。
この夏はアイスバッグ、必需品です!