ここのところ深夜に目覚めて明け方まで仕事し、充電する生活を房総半島でしています。ネット環境とスマホがあればどこでもオフィス。
3日前に今シーズン初、ビーチサンダルで海に行った。部屋からクルマで15分いつものビーチ到着。風の強い日でしたが下ろしたてのロングボードとウエットスーツで海に入る。単独での初体験サーフィンはただただ波と戯れるだけ。でも愉快。
適度な深さまでボードにつかまり歩きし波が崩れる手前からボードに腹ばいで沖を目指す。片手パドリング、両手漕ぎはまだ難しい。ボード上でのカラダが安定できず荷重あやふやで進路を保てない、と頭では考えられてもカラダとボードのバランスを意図的に操れない。でも、そんな自分がおかしい。
結局1時間ほど戯れて、ボードに足を絡ませしがみつくことに終始。波打ち際で寄せ波にボードが押されるときだけサーフィング。十分に興奮!
某日、岩井海岸でクジラの死骸が浜に打ち上げられていた。クルマ3台分ほどの長さがあった。デカイ。房総半島の内湾だが富津岬より南は海がきれいだ。
某日、富津・金谷港から三浦半島・久里浜に就航している東京湾フェリーで東京湾を横断。高台の公園にあるレストランの屋外テラスで半日、のんびり過ごした。海を渡るとき、不尽の高嶺に雪、絵葉書のようだった。
70歳になり好きな海の近くで過ごせる足場ができた。生前に母がのこしてくれた埼玉の土地が処分できて実現した房総半島の足場は、じつは予算が限られているので水道は引いたが電気はソーラーバッテリー頼り、カセットコンロ。それでも十分に幸せだ。
この房総ライフは贅沢な時間だ。バブル時代は週末だけ房総のヨットクラブで過ごしたが、今のシンプルな生活のほうがいい。生きていて体が動けば申し分なし。サイクリングと海遊びに酒を呑める日々を素直に感謝して、明日は草刈りでもしようかと思う。