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日焼け止め、どんな基準で買いますか?

横浜を拠点とする輪‘sプロジェクト自転車スクールも3年目、基礎的ライディングスキルを教えるだけでなく、今回は日焼け止め講習会を組み込みました。 

スクール実技では2カ月後に参加者の多くがエントリーする日産スタジアムで開催されるエンデューロレース対策を基礎スキル後に実施。狭い下りからの連続180度ヘアピンコーナーを、遅いライダー、速いライダーが互いにスマート&スムーズに走り抜けるための演習。まず校庭で行ない、仕上げはサイクリングロードで。いくつかの注意すべきことの積み重ね練習。

それに先立ち実技前に紫外線対策プリントを配り、<皮膚は身体の最外層にあって、外界からの攻撃から私たちを守る働きと、身体の水分を失わないように守る>、だから<水分補給を十分にする。暑いときは練習強度を低くする。休憩を多めにする>、<サイクリングでは、首筋や鼻筋にも日焼け止めクリームを塗るといい。U V 対応の長袖ウエア着用を推奨する>、<トレーニングする環境、季節、時間帯など条件により紫外線量は違ってくる>、<留意すべきはsunburn 、suntan と呼ばれる日焼け>、<正しい洗顔、適切な肌の保湿によるケア>が大事といった話を5分で語った。これ午後の実践講習の前置きだけれど、詰め込み過ぎだったかな。

紫外線はその波長により3段階に大別される。

UVA 320〜400 ㎜ 即時型色素沈着(短時間で回復)/紅斑(軽度)/皮膚発癌作用(軽度)

UVB の作用を増強 UVB 290〜320 ㎜ 紅斑(強い) sunburn /皮膚発癌作用(強い)/遅延型色素沈着 suntan

U VC 190〜290 ㎜ 紅斑(最も強い)/皮膚発癌作用(最も強い)

放課後ライドから戻ると日本化粧品検定マスターであられる輪‘s主宰者ナオさんが、日焼け止めアイテムをベンチ上にズラ〜と並べました。

 「さあクイズです、いちばん高いのはどれかな?」、「汗で流れ落ちないのは?」など、質問をくり出しながらナオさん、わかりやすく説明してくれます。 

使い方で分類すれば、肌にスプレーする、ミストタイプでの噴霧、スティック状の固形タイプで塗る、クリーム状で塗る、容器を振って塗り伸ばすに大別できる。唇に塗るのもある。

成分で分けると“紫外線吸収剤”と“紫外線散乱剤”の2種類で、吸収より散乱の方が値段が高いとか、塗りやすさ、塗ったときの感触、塗るタイミングなどいろいろある。

実践講習会だから、インストラクターに日焼け止めクリームを自分の顔、腕などに塗り広げてもらいましたが、上腕の裏側とか、塗り残しがある、ある、あるんですね。気をつけましょう。

サイクリング後の洗顔でも洗い残しせぬよう、気をつけましょう。

それにしてもこんなに製品がたくさんあると何を選べばいいか悩んでしまうもの。でもご安心なさい、目安があります。

SPFとPAを確認します。

SPFは紫外線UV-Bの影響が現れるまでの時間を引き延ばす指標で、数値が大きいほどに影響が出るまでの時間が長くなる。

PAは、UV-Aに対する防御能力の指標で、「+」の数が多いほどに優れた効果を発揮する。

ゆえに、「ちゃんとサイクリングするならSPF50、PA+++以上」とナオさんがキッパリ言い切った。

coppiも改めて日焼けとめクリームを洗顔・クレンジングとセットで買ってみました。汗・水に強いスーパーウォータープルーフでSPF50、PA++++の『ニベア・U V DEEP PROJECT&care』と、カビゴンの絵が可愛いので選んだ『コーセーコスメ・ソフィティモ ホワイト薬用クレンジングウォッシュe』。

しかし、クレンジングウォッシュとやらは洗顔後に肌がサラサラになり過ぎ!!

いかに普段の自分が脂ぎっていたか、実感デス。

Post Author: coppi