家庭菜園の趣味を始めて2シーズンめ突入!
土と取り組むのはミラクル! 発見と感動の連続です。
今は房総半島の里山ですが、前シーズンは藤沢の貸し農園でした。
最初は野菜づくりの手ほどきサービス付きで、冬野菜が予想外にうまくできた。
太くて立派な大根は、お裾分けした近所の人たちにも喜ばれた。
なにしろ大根葉がまた美味しいのです。スーパーでは手に入りません。
スコップで “天地返し”をして野菜が育つベッド作り。
そしてベッドに畝を築く。農機具についても知見を得ることができた。
いちばんの収穫は、「タネ」についての驚き。
向こう三軒両隣の貸し農園主と交流し、自然のタネを譲って貰えた!
在来種のタネと、品種改良を重ねて作られたタネの違いを初めて知った。
その土地で作った植物から採る在来種・固定種のタネは、その土地・環境に合った特質を持ち子孫に伝えていけるもの。
品種改良で作られたタネは、農薬や化学肥料と同様に化学的。“F1”という品種改良のタネは効率よくたくさん収穫できる。でも自家受粉できない。雄性不稔というオシベをもたない=花粉ができない=子孫を残せない野菜がある。
都会暮らしだったぼくには驚きでした。
貸し農園から提供されたF1の小松菜と、貰った固定種の小松菜を異なる畝で作ってみた。
どちらもよく栽培できました。でも食べ比べて味の違いは正直よくわからなかった。
貸し農園では自然農法を学んだのです。
農薬や化学肥料を使わず、雑草を完全に排除せず畝の保水力に活かす。
ぼくはこの方向性、考え方が好き。
家庭菜園に効率は必要ないから、自己満足で野菜つくりをしていきます。
次回は「土」のことを書くつもりです。