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歳をとると、関節が痛くなる。

加齢により骨や靭帯などの変性によって、関節の痛みが生じる。

イヤ〜だけれどよくあるパターン。

coppiは68歳にして「変形性膝関節症」と診断されました。上の写真は、膝の軟骨(つるつるした関節軟骨)が擦り減ったことを確認した写真。こうなると軟骨スペースが減るので上下の骨(大腿骨と脛骨)が近づいて骨同士がこすれ合う。すると歩き始めや階段を降りるときに膝の痛みを自覚する。

関節軟骨はそう減るものではないそうだが、2人の友人は脊椎でこれと同様な疾病、「脊椎管狭窄症」(せきついかんきょうさくしょう)になった。

脊椎の場合は脊椎が圧迫されて、腰の痛みや脚の痺れなどの症状がでる。どちらも50歳以上で罹患する恐れがあるそう。初めに行った病院では思うような痛みだけでなく積極的な治療策が得られなかった。そこで周囲に相談。脊椎管狭窄症に悩む人のアドバイスを得て、転院してより自分にベストな選択(対処療法だが動きまわれるようになった)をした。セカンドオピニオンは大事!

coppiは左膝がそれとなく痛んでいたのにレース運営で駆け回っていたら痛みがさらにキツクなり翌日医者に診てもらった。

杖を使って地下鉄利用で医者に行き、まずは触診。触られると左脚の脛骨内側に痛みがあり、脚を伸ばせない(120度まで可)。レントゲン撮影で確認し、膝に水(関節液)が溜まっていたので注射器で水を抜き、次いでヒアルロン酸を注入してもらう。注射の処置にかかったのはわずか数分。太い注射針が皮膚に穴をあけたので当日はシャワー禁止。

対処療法は患部にシップ貼り。これが気持ちいい。

ロコアテープという経皮吸収型鎮痛消炎剤。匂いからして効きそう。1日最大2枚までの制限があるのは使いすぎると副作用があるそうだ。

お約束がある、歩行は必要最小限に。長歩きせず、重いものを持たない。階段をなるべく使わずにエレベーターがあれば使い、なければ手摺りを使う。

coppiの経過報告。

1日目、自宅に戻り安静にし、夜にシップ交換。就寝中に脚が伸びるようになった。

2日目、歩いて体重をかけるのが痛いし怖い。でも膝より下を内側に捻るようにすると痛さが軽減される。階段を上るのに左右の足が自然と交互に出てしまい、気づいて健常な足だけで1段ずつ手すりを使いながら上がった。痛みがそれだけ薄らいできた証。降りるのは手摺りを頼って慎重に。

3日目、左足に体重をかけないように気をつけて歩ける。歩速は遅いし、約束事を守って慎重な歩行である。軽症だったらしい。再発しないか不安もあるが‥‥。

10日目、前日からラジオ体操で跳躍を抜かせば、ひととおり身体が動かせる。歩行も距離を控えてだが杖なしでOK。

老化と関節の痛み。自転車乗りは関節を酷使するので軟骨が擦り減る? いや、擦り減らない人もいるじゃないか。誰もがなる訳じゃない。まぁ、なったら諦めないで動けるようになる最善策を探すしかありません。不本意な落車みたいな気分です。

Post Author: coppi