有料イベントに参加するとノベルティーグッズがお土産でもらえることがある。大会ロゴがきれいに入っていると、イベントに参加してよかったな、と思う人が多いでしょう。
上の写真は、お台場で行われていたシクロクロス東京。横断歩行帯の黄色い看板はCROSS WALKの文字とピストグラムでどんな人にも理解しやすく、表示位置も地上2mほどなので視認性もいい。
こういった配慮が、グッズにも、会場のあちこちにもあり、応援の家族が飲食できる出店があり、トイレや駐車場のアクセスもいいとか、要は洗練度の高いイベントは格式が高い。
自転車レースを含むイベントにたくさん関わってきましたが、大事なのは“参加者ファースト”です。オーガナイザー・スポンサー・運営スタッフ。この三者がイベントを動かしますが、それぞれの優先順位が違います。微妙に利害が食い違う。
スムーズに事を運ばせてマスコミ受けをよくしたいオーガナイザーに対して、出した費用に応じて宣伝効果や物品販売をしたいスポンサー、滞りなくスケジュールをこなしつつ事故や文句のないことを優先事項にしたい運営スタッフ。
でも、いちばん大事なのはイベントに参加する人や観客が、「楽しかった」「また来たい」と満足してくれること。それこそ格の高いイベントだとcoppiは考えます。この横断帯看板もその象徴。
これまでいちばん感動したのは、秋ヶ瀬の森バイクロアに、授乳テントが設けられていたこと。さすが、成功するイベントは違う!