親しい自転車愛好家が言うのです。
恰幅のいいサーフィン好きなH氏は、「電動シェアサイクルで数時間そこらを動き回ったら、翌日に体脂肪が落ちていた。電動でも運動になるみたい」と。
元マウンテンバイクの登録選手であったN氏は、「e-BIKEで走っても大腿筋に筋肉はつかない。でもふくらはぎの筋肉は発達する」と。
このお二人は運動経験が豊富でご自分のカラダに対する観察眼はしっかりしている。信頼できる証言です。そこでe-BIKEの運動効果、もっと知りたくなってweb検索したら、ジャーナリストのCarlton Reidさんが2018年にフォーブスジャパンにいくつもの論文を引用した記事を書いていました。
https://forbesjapan.com/articles/detail/24925
ポイントを紹介。
- e-BIKEを使うサイクリング運動は、通常の自転車より強度は低いが、ウォーキングより強度は高い。
- オランダのe-BIKE通勤者は、通常の自転車通勤者より通勤距離が1.5倍ある。
- e-BIKEは上り坂であまり激しい運動を必要としないので、e-BIKEはクルマの代替輸送手段として能動的に促進すべき根拠のひとつになる。
- 太り過ぎの患者に4週間、電動アシスト自転車を乗り続けさせたら、心肺の健康が改善した。それは通常の自転車を使った対照群と比べて大差なかった。
- e-BIKEを定期的に使う人は体力だけでなく、血圧や脂肪代謝、精神面などでも恩恵を受けられる。
- フォーブスジャパンはライフスタイルやスポーツで興味深い記事がけっこう載る。ぜひチェックしてみてください。
e-BIKEはある程度の長い時間、脚をクルクル回すような走り方をすれば運動効果を期待できるわけで、これって冬場のロード練習でするLong Slow Distanceと一脈相通じていますね。