この時期、業界最大の合同展示会が浅草である。
発売間近や、作れば売れるかの感触を探る事も含め、日本中のサイクルパーツメーカーが出展。素人さん入場禁止の展示会で見つけた注目製品、独断ベスト3発表!
BEST 1
LEDライト付きポータブル蓄電池システム「チャージマン」
3つの製品で構成。「チャージマン ジェネレーター」は、どこにでもあるような6V3Wの黒いダイナモ。「チャージマン レッド」は、円筒状の蓄電池。「チャージマン ソーラーパネル」は折り畳み式(156×242×30mm)ソーラーパネル。
事の始まりは5年前に3本ローラー台がトレーニング中にムダに動いているのでベルトコードからダイナモを介して充電システムを作ってみたことがきっかけとか、それでチャージマンは製品化された。「チャージマン レッド」は蓄電池として家庭用コンセントから」7時間でフル充電できる。
「チャージマン ソーラーパネル」は7時間で「チャージマン レッド」をフル充電させられる。
「チャージマン ジェネレーター」は12V6W、10時間で「チャージマン レッド」をフル充電させられる。
フル充電されたレッドの蓄電量はスマホ3台分で、LEDライトで240時間連続点灯できる。もしも家屋倒壊や辺ぴな場所で遭難したらSOS信号モードの赤白点滅もできる。
3つセットでの価格3万3000円。(別個にも買える)
https://www.nanopowers.net/里山エネルギーショップ/自転車発電-チャージマン/
これだけでも面白い
BEST 2
着せ替えヘルメット帽子 「カポル」
ハーフシェル形状のヘルメットに被せて帽子みたいにする。14種類もある。coppiもカスクに同様な帽子を組み合わせたやつをポタリングでは愛用しています。専用ヘルメットは税込み4,950円(EU加盟国のCE規格準拠、購入後1年は交通傷害保険付帯)もある。セット価格は8,540〜9,240円(帽子だけの購入も可能)。
http://www.nippare.com/capor/products.html
BEST 3
charifuri 「CF01 Ver.2.0」
エレベーテッドチェーンステー! 珍しいですね〜、懐かしいですね〜。マニアには再注目アイテムでしょ。フレーム素材はスチール。エンドがアジェスタブル。その理由は、MTBだろうがロードだろうがあらゆるコンポパーツを装着可能。
シングルスピードにするもよし、ベルトドライブ駆動さえ許容。ナリフリの自転車部門から販売されているスチールフレームです。
サイズはXS(500)、S(525)、M(545)、L(565)で色は黒、白、オリーブの3色。価格13万2000円。
https://www.narifuri.com/shop/g/gCFBC01-4550392295790/
発売済みのアイテムばかりですみません。
サイクルパーツ界の潮流にそれほど突出したモノやコトはなし。超高価な製品は影を潜め、カジュアルな用品類は健在。総じて物価スライド価格。タイヤを眺めると太めで柔らかい製品に活気があったかなぁ。
ロードバイク一辺倒なブースはもはや皆無に近く、多様性に富んでいる!