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まだ自転車雑誌の編集者だったころに、2009年のエロイカを記事にしたことがありました。当時の僕には衝撃的イベント! なにしろ大好きな時代のロードレーサーが結集、蚤の市、宴会など盛りだくさんで、フランチェスコ・モゼール氏がゲスト参加。
細いクロモリフレームが、好きやねん。美しい!
熱病に罹ったように仲間を引き込み企てたのが、上のポスター「オトナの旧車ミーティング」です。当時、ランドナー系はあってもロードレーサー(ロードバイクに非らず)の類似イベントは皆無。
紆余曲折があり、不忍池では開催できずに埼玉・彩湖にほど近い「ABCキュービック」を会場に愛車自慢、ワインと歓談で遊びました。そこに来たのはイタリア帰りのH氏。「来年から日本でもエロイカを立ち上げる」と聞いたから合流せずにはいられない。
エロイカ・ジャパン第1回から僕は、コンクールの審査委員長となり現在に至っています。山梨県・河口湖から今は温泉が豊富な群馬県に開催地を移し、世界的なビンテージ趣味の隆盛にのって国内外からたくさんの参加者に恵まれています。
コンテストには1903年製のオリジナル自転車もありましたが困りますよ、生まれる前の自転車は審査が難しい。幸い、イタリアから毎年強力助っ人審査員が来日。毎年、日々、学び続けるだけです。それがまた楽しいんです。
今年のエロイカ・ジャパンは5月最終週に開催。北軽井沢からスタート。お待ちしています。
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EROICAの写真©️sasachini
*ABCキュービックは、TOMMASINIの輸入元ACTIONSPORTSの施設。荒川サイクリングロード中流にあるサイクリストなら誰でも利用できる施設。