1932(昭和7)年〜1943(昭和18)年6月・119号。
戦後昭和25年復刊「ハイキング」は新ハイキング社から2019年現在も刊行。
後に日本で先鋭サイクリングクラブとなったN.C.T.C.の創立主要メンバーである和田文平、菅沼達太郎らがサイクリング記事を寄稿した。山谷を歩くレクリエーションが主旨の雑誌。43号に「特別論講サイクリング」を2ページの紙幅で福島清岳さんが執筆。3章の見出しは、●サイクリングの時速(計画時に考えるサイクリングの時速は、走る人の脚力、風、坂の有無にもよるがベテランは10哩、初級者は8哩)、●風力と走行能力の関係(風速を考慮せよ)、●走行路面の吟味(通過路面の良否、坂路の理解がコース選定に大事)。
画像はブログ「三月銀輪館」より