 
            『新しいタンパク質の教科書』(上西一弘/池田書店/2022)を読んだ。日本人がノーベル賞、ノーベル化学賞を2002年、2008年、2016年、2018年にタンパク質の関連連研究で受賞しているという。

この本の筆者は、女子栄養大学の「栄養生理学研究室」ゼミでスポーツ栄養学の研究や、スポーツ選手の栄養サポートを行なっている。過去には企業で入院患者向け流動食の開発に関わった。だからこそ、子ども、高齢者、骨粗鬆症の女性など、ライフステージの広い人に向けた視点がある。
タンパク質は筋肉をつくる=プロテイン。これが自転車乗りのイメージ。ところがこの新しいタンパク質の教科書では、命を維持する機能すべてに関係し、感情や気持ちにまで影響すると教えてくれる。

心を落ち着かせるセロトニン、喜びや快楽を感じさせるドーパミン(ココ一発のアタックに大切)、恐怖や興奮を感じさせるノルアドレナリンなど物質の主な材料は、口から食べるタンパク質。タンパク質は筋肉だけでなくココロもつくると上西氏。
coppiの注目は74ページの見出し、“60代以降は注意!サルコペニアとフレイルって知ってる?”だ。加齢により筋肉が落ちてゆく原因のサルコペニア、加齢により心身が弱まった状態に陥る原因のフレイル、これらの改善には、適度な運動と、意識的にタンパク質を摂る食事が大切という。
我が個人事務所の屋号はBACCHUS、そう、バッカスは酒の神様でおおいに愛飲しているけれど、飲み過ぎは肝臓に負担がかかりΓ-GTPやBUN(尿素窒素)の数値を気にすべき。実は定期的に血液検査しています。それは血液中のタンパク質の残りカスを調べて確認する。
 
 
タンパク質は筋肉をつくる=プロテイン。そんな単純理解ではダメ。この本は女子栄養大学教授の肩書きにふさわしく後半はレシピ本で、<美肌や筋肥大、介護職にも!目的別タンパク質たっぷりメニュー>や<付録・日常生活に役立つ!タンパク質量リスト>を掲載。タンパク質を「食材」、「料理」に分けて、摂取方法や考え方を解説。ぜひぜひあなたも手にとって読んでください。

タンパク質の知見、アップデートしよう!
 
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