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“自転車運動会”が実現! 自転車スクールを横浜の鶴見支援学校校庭で展開する輪’sプロジェクト主催者のナオさんは、スクール生徒が培ったスキルを存分に発揮して親睦を図る運動会イベントを熱望していました。

                                                               photo●数馬清宏

運動会参加費は日ごろのご愛顧に応えて、2024年のスクール参加者と、紹介のある新規の人も1名まで無料と太っ腹。スタッフもみんな自主的に、生徒さんが喜ぶように大奮闘。

coppiは運動会各種目で好成績の生徒さんに表彰で渡すメダルを “手焼き煎餅”で誂えました。「金」「銀」「銅」の手描き文字は、少し崩した書体で工夫。金・銀・銅のほかに花丸で縁取りの「楽」も追加。イベントを心底楽しんでくれたすべての生徒さんを祝福する大判振る舞い。

 

2月1日、開会式は10時で12時には終了。参加者は抽選で赤組、白組に振り分けられます。同じ組のメンバーが協議して各種目に出る人を出場用紙に記して提出。生徒さんらは互いの向き不向きをこれまでのスクール体験でほぼ理解しているから戦略が練られます。頭脳戦!

種目をご紹介。

【3種目タイムトライアル】*代表選手参加

校庭半周(約200m)を、「サドルプッシュ」、「スクーティング」で競う。さらに「スラローム」(2.5m間隔の中間マーカー5つを左右に見て駆け抜ける)を紅白の精鋭が競う。前2種目はジャンケンでインかアウトコースかを選べる。実は距離が短くなるイン側有利とは限らない(スキル&体力の兼ね合い)。上位3人に煎餅メダル授与。

【スローレース】*代表選手参加

規定距離を、ゆっくり進んで遅いほうが勝つ。スタンディング禁止、故意の接触禁止。

シークレット種目は【エリミネーション】*全員参加・上位3人で決勝戦

周回路を全員が密集して走っていると、突然にジャン(鐘)の音が鳴り響く!  すると次にホームストレッチの基準線を最後尾で通過した人はアウト、除外されてゆく生き残りゲームだ。3人になり最後に1人が除外されたとき、残った2人がスプリント合戦になだれ込む。

毎週回ごとにジャンは鳴らない。意地悪なジャン係は集団が油断しているタイミングを見計らって鳴らす。(笑)

【玉入れ】*全員参加

ゆっくり走りながらマトにボールを投げ入れる。マトは同じ仲間の代表者が受け持つ。

ボールは100均の子供用で柔らかく軽い。それ故に風の影響を受けるし、放り投げられたボールはマトに入っても反発力が強いので跳ねて飛び出す。だから、マトの受けては全身をバネにして反発力を抑える努力が不可欠。

【ボトルパスリレー】*全員参加

赤組、白組、自分たちのチーム内でパスに用いるボトルを吟味。第1走者が第4コーナーに差し掛かったら第2走者が助走を始めて、第1走者からボトルを受け取り、自分のボトルケージに収める。助走区間7m、ボトルを受け取りケージに収めるまで10m。収めるラインを越えるとペナルティー。前走者と次走者は、左右どちらでボトルを受け渡しするかの打ち合わせも大事。

ゲストライダーの石倉龍二選手(@Ryuji_Ishikura )を中心に記念写真!  石倉選手が扱うブランド【VELONUTS】のソックスが6人にプレゼントされ、好きな色をジャンケン大会でチョイス!!

この日は、バランス感覚、荷重移動、スピードコントロール、密集走行、スプリント力などのスキルを存分に発揮。 疲れたときは甘味がうれしい。謹製“チャリどら”「新岩城菓子舗」(川崎市幸区)が優勝チームへのご褒美。

      

みなさん、愉快に過ごしました。

Post Author: coppi