もう一般的な言葉ですね、ユニバーサルデザイン。この自転車のハンドル、どこにブレーキレバーがある?
ユニバーサルデザイン、当初は障害の有無・度合いに関わらず「できるだけ多くの人が利用できるデザイン」という発案者であるノースカロライナ州立大学のロナルド・メイス氏の理念が強かった。今は文化・言語・年齢・性別の違いを超えたデザインというニュアンスに進化。
で、凄いでしょ、この自転車。昨日、東京の神宮外苑で出会いました。作ったのは加藤和美さん。白髪のおしゃれな人です。なにしろ右グリップをちょい捻るだけで前後ブレーキが利くのです。ブレーキレバーはなし。
スタイルがまたクール。クロームに輝くフレームと短いハンドル。ゴールドチェーンがまた美しい。渋谷区代々木4丁目で「Home Theater & Disc Gallery」を営む加藤さんは、ブリヂストン直営ショールームの常連さんとか。
ぜひ、触ってみてください。素晴らしく軽く動作します。握力の弱い女性、手の小さい子供、片手が不自由な人などに、とてもやさしいメカニズムです。