上り下り
ビギナー向けスキル講座です。「自転車に乗れる」から「スポーツサイクルを乗れる」とは言えません! スマートに乗りこなしましょう。 坂の上り下りでは乗車位置を変化させる。
1)自転車の前後輪の中心にカラダ(荷重点)があることがバランスのいい走りの要点なので、上り勾配では荷重点を勾配に応じて前に移動させる。尻が前気味になる。腕の肘は曲がり気味となる。
2)下りでは荷重点を勾配に応じて後ろに移動させる。尻が後ろ気味になる。腕は伸び気味にしてブレーキレバーに指をかけておく。
POINT
× 長い上り坂はペース配分を考えないとダメ。
◯ 長い下りでブレーキングに疲れたら止まって腕や指の筋肉を休ませる。
WHY
自転車にどんな姿勢変化で荷重させるかをよく考える。イメージできたらやってみる。上り坂で立ち漕ぎ(ダンシング)するときは、自転車を振る向きと、乗り手がペダルを踏み込む向きをバランスさせる。体重を利用して(重力を味方につけて)ペダルを踏み下ろせると脚の筋肉疲労をセーブできる。上り下りが連続するときは下りの惰性を利用して上り返すとラクだ。