上の写真はドラム缶焼却炉、畝のメジャー、鎌、スコップ。
藤沢の体験貸し農園コトモファームは、半年契約で約5万円。月額5,000円で農業を手ほどきしてくれる素敵な塾でした。教えを請えばちゃんと対応してくれ、なにより塾生同士の交流が収穫でした。
新たに6月から房総・鹿野山の麓でスタートした僕だけの農園は、空き家の前に10m×4mほど、後ろにもスペースがある。無料で貸してもらえるものの水道が必要なので開栓して水道料金は口座引き落としです。電気やガスは不要。
ここを自転車遊び基地にするつもり。マウンテンバイクでも、ロードバイクでも、ちょうどいい山野が広がっている。海も近いので波乗りもできる。キャンプをし、敷地内で焚き火をし、星空を見上げる生活。実際は蚊がいるだろうし、野生動物も多いだろうし、でもそれさえも楽しむつもり。まだ小さい孫も農園生活を体験させたい。
前の畑、後ろの畑、ともに数年放置されていた。草ぼうぼうの状態から復活させる最中。今回はわずか3日のスピード“開墾”ぶりを書き残しておこう。
後ろの畑はまだ荒れ放題
後ろの畑はまだこんな具合です。奥に見えるのは納屋でゴミが詰まっているからそれを処分さえできれば遊び道具を収納できる。(気が遠くなるほどの量ですが、少しずつやればいい。終わらない仕事はない!)
前の畑がこれ。私道が空き家に続いていて、クルマが2台、作業スペースを無視して詰めると5台は入る。でもそうするとキャンプスペースが不足。
農機具は最低限で、耕すためのスコップ、固い土を掘り返すための三角ホー、草を刈り土に埋まった根を掘り返すための鎌、畝を等間隔で作るスケールとなる木片。ここまでが主要な道具。 他にも、ノコギリ、ナタ、ハサミ、細紐、ナイフ。折りたたみ椅子などのキャンプ用品が必要。 苗や種や肥料は、近くのコメリ(田舎生活御用達のホームセンター)で買うことができる。
ドラム缶の焼却炉
あ、いちばん誇りにする道具をちゃんと記しておこう。ドラム缶の焼却炉。 これは事前に友人に頼んで誂えてもらった。廃棄ドラム缶の蓋を切り取り、通風穴、取っ手穴を設けて料金3,000円也。 枯れ草や木を燃して良質の灰を作れば、これがまた役立つのです。
とにかく、準備だけは抜かりなく(のつもり)。開墾のお話は次回に譲ります。