ビギナー向けスキル講座です。「自転車に乗れる」から「スポーツサイクルを乗れる」とは言えません! スマートに乗りこなしましょう。 試しておこう、急制動!
1)急制動はバランスを崩すと転ぶリスクがある。土や草地で練習した方がいい。
2)直進状態で前後ブレーキを同時にかける。かければ進行方向に逆のマイナス・モーメントが働くので、抗うためにお尻を後ろにズラして乗り手の重心を後ろにする(前に投げ出されるモーメントを抑え込む)。
3)停止できたら足を着く。
POINT
× 直進状態でしないとダメ。
◯ 徐々にブレーキをかけるスピードを上げていき、段階を追って練習する。
WHY
恐怖心が先に立つので、段階的に練習を重ねるといい。恐怖を克服しよう。制動力が高いとホイールがロックしてタイヤが路面を滑る。直進状態でないと傾いた方に横滑りするのでバランスを取らないと転ぶ。荷重移動のハイレベルなメソッドだが、いざというときにきっと役立つ。