昨夜は宇都宮で餃子とビールを楽しみました。麺類や飯類を控えたのは、少し体重が気になったから。「数値に捉われず、自分のカラダに向き合うことが肝心です」と他人には言うのですが、体重計などの数値は悩ましい。
そこで数値のネタ、Bicyclingのウエブ記事です。6月9日にフィットネスライター、セレン・イエーガー氏が「サイクリング中の消費カロリーは?」と題して、<私たちのほとんどは、自転車でどれだけのエネルギーを消費するかを過大評価しています>と主張。大意はこうです。
最近は電子ウェアラブルが、生活のステップと運動を追跡するようになったので正確にデータが測れるようになった。メッツ=METs (代謝当量: metabolic equivalent of task)と体重に基づいた式を使用してエネルギー消費を推定するカロリー計算機などのツールに頼ると、その数値は非常に個人的なものである場合もあれば、ひどく不正確な場合もある。一般的に時速12 マイルのサイクリングは 8 METs になる。これは体重 150 ポンド (68 kg) のライダーが 1 時間で 540 カロリー以上消費できることを意味する。 ただしそれはライダーがバイクにかなり慣れている場合の数値だ。ライダーの健康度合いが向上するほど効率は良くなり、一定のペースでライドしたときに消費するエネルギーやカロリーが少なくなる傾向を示す。
2017 年に発表されたスタンフォード大学の研究では、Apple Watch、Fitbit Surge、Mio Alpha 2、Basis Peak、Microsoft Band、PulseOn、Samsung Gear S2 を含む、テストした 7 つのデバイスのいずれも正確な消費カロリー数を提供しなかったことが報告されている。最も正確だったのは Apple Watch だが、それでも27% ずれていた。
詳しくは当該記事をご覧ください。
要は、どんなに解析力に優れたデバイスを利用するにせよ、前提とする基礎データ入力=年齢、身長、体重、性別、最大心拍数などが正確でないとダメ。デバイスに同期されている胸部ベースの心拍数モニターを着用することもカロリー計算をより正確にするのに役立つ。
最終的には、道路を疾走するときに消費する自転車のカロリー数を知るには、胸部心拍数モニターとパワーメーターを使用するべきだ。
とまぁ、健康ライドにはいるんなデバイスを買い揃えることも必要に思わせられる記事なわけです。アップル好きなcoppiですが、アップルウオッチはとりあえず買わずに、<適度な運動・栄養・睡眠で自分の体調に向き合う>が信条です。