自転車競技の審判員やコーチ有志で、「落車研究会」を開催した。海外チャンネルから録画収録した「落車シーンDVD」画像を参加者たちが見て、落車に至った要因を考えた。
このテーマは、学連新人はなぜ落車が多いのかを探ることが事の始めだった。また、Yコーチが帯同したオーストラリアのナショナルチーム遠征で、欧米選手の落車が皆無なのに日本代表選手だけが落車したことも。
H選手は「路面が滑った」と言い訳。「言葉には出しませんでしたが、お前が下手なだけ、と心の中で言いました」とYコーチは笑う。「プロロード選手も転ぶときはありますが、目前で落車があっても集団はみごとに避けます」、「日本にもツールを走る2人のプロがいますが、新城幸也はしょっちゅう転んで骨折しますが、別府史之は一度鎖骨骨折しただけです」と指摘。
ツール・ド・フランスを走るようなプロロード選手は、滅多に転びません。
それは、小さな子供時代から自転車レースの経験があり、集団で走る経験を積み重ねてきたから身についいているスキルがある。子供のうちからスキル習得をできる環境は大事です。ぜひ、自転車学校に参加してほしいです。
東京都自転車競技連盟普及委員会は、子ども向け自転車学校を10年前から冬場を除くほぼ毎月、定期開催しています。オトナ向けもたまに実施。
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