6月3日は国際連合が定めた「世界自転車Day」だったそうです。 NPO自転車活用推進研究会からのお知らせで知りました。
https://www.un.org/en/observances/bicycle-day
新型コロナウイルスを契機に、我々サイクリストにはいまさら感があるけれど自転車の効能が改めて見直されたわけですね。国連が加盟国に対して、社会的に自転車関連の整備と、サイクリング文化の普及を呼びかけたメッセージを要約。
<適度な強度の定期的な身体活動は、健康に大きなメリットがあります。ウォーキングやサイクリングは、都市部の大気の質と環境を向上させます。
世界保健機関(WHO)によれば、ウォーキングやサイクリングは、健康の公平性を高める道です。 自家用車を買えない貧困層にとって、ウォーキングやサイクリングは、心臓病、脳卒中、特定の癌、糖尿病、さらには死亡のリスクを軽減しながら、交通手段を提供できます。公平で費用対効果も高い。
●自転車はシンプルで、手ごろな価格で、信頼性が高く、清潔で環境にやさしい持続可能な交通手段です。
●自転車は教育、ヘルスケア、スポーツへのアクセス手段としても役立ちます。
●自転車とユーザーの間の相乗効果は、創造性と社会的関与を促進し、ユーザーに地域の環境を認識させます。
●自転車は持続可能な輸送の象徴であり、持続可能な消費と生産を促進するための前向きなメッセージを伝え、気候に良い影響を与えます。
2世紀にわたって使用されてきた自転車の歴史と多様性をここに認めます。自転車はシンプルで手ごろな価格、信頼性、クリーンで環境に適合した持続可能な輸送手段です。環境にやさしく健康を促進します。よって6月3日を「世界自転車Day」と宣言します。>
国連らしいのが「貧困層の」という語句。それはそうですが、自転車道楽はお金がかかる面もありますが、まぁいいや。健康寿命に貢献して地球環境にもいいと認知されたわけで「世界自転車Day」バンザイ!