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たちかわ創造舎は、旧多摩川小学校の施設を有効利用していざ災害時は地元住民の避難場所に、日常的には施設管理者が立川市の補助金と自助努力による営業で運営される施設。

2015年から管理してきたのは演劇・舞台芸術を得意とするNPO法人でしたが、立川市は「多摩川沿いにある立地を活かした自転車活用」を指定管理者に課題で与えたので、ある縁がきっかけで当事務所がビギナー向けスキル指導スクール(受講料3.000円・2015年〜19年)を皮切りに、小池一介「湧水をたずね、野点で遊ぶ」ポタリング(2015年)、サンセットシクロクロス大会(2016年)を開催。当初はメジャー志向、徐々にマニア向けの企画になった。

サイクリング版画家「F.パターソン回顧展」(2016年)、小笠原崇裕「ロスとミスを減らして勝つ!」連続講座(2016年)、自転車乗り向け「食」&「ヨガ」連続講座(2017年)、小林恵三・M.ファバッロ「ヴィンテージ自転車趣味の茶話会」(2017年〜18年)、メンテ講習会(2018年)、タンデムサイクル講習会(2018年〜)、サイクルスピードウェイ(2019年〜)、グラスパンプなど多様な企画を立案し毎月実施した。

ところがコロナ禍もあり、サイクリング人気も翳りがみえ、赤字続きの状況。たちかわ創造舎は採算がとれない自転車部門をリストラして、施設をテレビや映画の撮影に貸し出す事業に軸足を据えることに。そんな流れでCYCLING GAMES定期開催は休止し、年に数回だけ“自転車の日”とするように大きく舵を切ったのです。

とはいえ、室内での密集規制がなくなればまた、教室利用の講習会などもできるでしょう。土の校庭、川面を渡る風、青空にくっきり見える富士山。このナイスプレイスでいつかまた、自転車イベント開催を実現したいものです。ご期待ください。

Post Author: coppi