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激しい風雨の3月21日、東京・港区にある森ビル新虎COREで「サイクルストリート“新虎通り”」が開催された。コロナ禍さえなければ昨年、都心道路を交通閉鎖してオリ・パラを盛り上げるためにUCIパラ国際大会を華々しく繰り広げられる予定が延期につぐ延期となり、とりあえずバーチャル空間のeレースとなった。

パラサイクリング日本代表選手を迎えてのeレースは、学連から4人のオペレーターが派遣されてTACSアプリにより設定された特設コースを走った。距離は20.8km、最大斜度6%、獲得標高84mの個人タイムトライアル。新虎CORE〜銀座〜東京駅〜皇居〜国会議事堂〜迎賓館〜神宮外苑イチョウ並木〜六本木〜東京タワー〜芝・増上寺〜新虎COREの美しい風景と俯瞰GPSルートがモニターに映し出された。

藤田征樹、川本翔大、藤井美穂などのパラナショナル代表選手と競ったのは、eレースが得意な男女選手たち。UCI規則に規定されたMC5=100%の係数に過去5年のデーターが加味されてのファクターを採用。係数を設けることで健常者と障害者、また性別を超えて、同じコースを走って順位を競うことができるわけだ。

YouTubeでの実況生中継は応援する楽しさもある。地形などを計算してリアルな負荷を反映したパワーとケイデンスがTACSアプリで表示される。栗村修とイイミワがMCとなり参戦中の参加選手にインタビュー。参戦中選手とMCが双方向で会話してくれる。その模様はこちらでチェック。

https://youtu.be/TnHuTqkalQw

インドアトレーナーを使ってのeレース、リアルに走れない時は面白い。

Post Author: coppi