“極限現象”と気象庁が呼んだ猛暑、凄まじい。
最近10年間(2012年〜2021年)のアメダスによる1時間降水量は地球温暖化変化に伴って約1.4倍。体温調節ができない人が続出だそうです。
数年前からはじめた房総ライフですが南に拠点を移動したら、お気に入りのビーチが複数になったというか、少し広範なエリアになった。北端が岩井袋。袋小路という表現どおりの僻地。岩井海岸から南端の大房半島につづく海岸線は長い。
このエリアに3つの遠浅なビーチがあり岩井海岸、南無谷海岸、原岡海水浴場から多田良北浜海水浴場とつづく。明け方のビーチロードを疾走するのがいい。岩井海岸の見通しのいい狭い道、浮き砂があって自転車の細めなタイヤで走るときにはハンドル荷重は厳禁。岩井から南無谷へのエリアは山が海へストンと落ちている。ここにはローカルな素掘りトンネルが点在。国道を避けて海寄りのローカルルートを辿るべし!
南無谷海岸と原岡海水浴場への間には小さく山が突き出したところに遊歩道があり、そこには海蝕された海岸と、船虫島と雀島という奇岩があり絶景です。海を実感するためだけに行き、遊歩道のベンチで寝転んでの読書、ボディボード持参なら海蝕された岩に近い遠浅の砂浜から海に入って波に漂う時間も最高。ぬるい水面、冷たい海水の層。額と肩がジリジリしたら海に潜る。
原岡海水浴場は岩井と同じように、いやそれ以上に素朴なエリアで、砂浜から木製の桟橋(別称:岡本桟橋)が沖に向かって長く伸びている。ここもお気に入りです。
大房岬自然公園に至る多田良北浜海水浴場沿いの道は典型的な田舎道。どんなに暑くても、やっぱり自然の状況に身を置いて、身体を動かして過ごすことが楽しい。酷暑の房総ライフはまだまだ続きます。