軽い熱中症か、止まるとめまいでクラクラ。若いスクール仲間が僕のホームグラウンドに遊びにきてくれたので張り切って1日目は山岳ルート、2日目は海沿いの細道にこだわりコースを先頭で案内したのですが、熱中症警戒アラートを甘く考えていました。
横浜・鶴見でサイクリングスキルの講習を定期開催している「輪’s Project」のインストラクターたちを呼んでの2dayツアーでしたが、ベテランのDさんに塩分タブレットを貰えたのでホント助かった。
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ツアールートは浜金谷港がスタート&フィニッシュで、総距離は約80km。
Day1:ユル〜くみえますが初日はマニアックで、“限界集落の林道で素掘りトンネルが3つ出現”する山岳冒険ルート。「梨沢」集落を抜けると砂利道が多くなり、素掘りトンネル、尾根道。ガーッとダウンヒルして「もみじロード」に合流、志駒川沿いで「長狭街道」に合流。予定より遅くなったのに加え自分自身がクラクラなので、見かけたピザハウスで遅いランチ。僕より先行した健脚仲間には申し訳ないけれど登り返しさせてしまった。
宿泊は「平群(へぐり)HUB」というサイクリング施設を利用。シャワーを浴びてから星空の下でバーベキューして、房総の落花生焼酎、ウイスキー、Dさん持参の秩父ワインなどで盛り上がる。コロナ禍でこうした仲間と走り歓談がしずらかったので、冷房の効いた部屋に移動して深夜近くまでくつろぎました。
Day2: 「平群ハブ」→県道88号(千葉国体レースコース)→「犬掛け」→(崖崩れで予定外ルート外れる)→「原岡桟橋」(海にダイブ!)→原岡海水浴場〜豊岡海水浴場〜国道127に上がる(海沿い道途絶*車道トンネルでなく素掘り人道トンネル利用)南無谷海水浴場〜南無谷漁港・国道127に上がる(海沿い道途絶)小浦港〜岩井海岸〜岩井袋〜岩井隧道〜勝山〜大黒山展望台(フェイク勝山城)江戸時代の捕鯨漁遺跡〜竜島海岸〜大六海水浴場・国道127に上がる(海沿い道途絶)保田海水浴場〜元名海水浴場・国道127に上がる(海沿い道途絶)浜金谷港finish!
閑話休題、南房総の裏道を辿っていると夏祭りで曳かれた山車が仕舞われるところに遭遇。明治時代の山車は後輪が石の車輪で、梶棒を用いて操舵できる構造。さすが房総ですね、木製車輪でなく石の車輪。実は富津市の山車は船の外観です。
房総半島は里見八犬伝、源頼朝伝説など、独特な文化に恵まれています。
みなさん、海沿いの道に拘泥した紹介ルート、機会があればぜひ走ってみてください。