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ユキヤ〜!!

五月晴れの空の下で、NIPPOジャージの新城幸也選手を応援する子どもらの声。

 

5月3日、千葉県成田市で“しもふさクリテリウム5月”が開催された。レースの底辺拡大が狙いのシリーズ戦だ。主催はサイクルロードレース協会東日本(CRRA)だが、MATRIXが主体で、複数のロードレース運営団体が協力してリーグ戦を構成する。

僕も役員のひとりであるQリーグ・Nリーグ実行委員会もこのレースとタイアップして、小中学生の男女に対するポイント付加でいま活躍する選手を明確にし、モチベーション向上に寄与。しもふさクリテリウム、大磯クリテリウムも同じ志のチャレンジレースです。

ロードレースの黄金期は僕にとって、1950年代から1970年代というイメージだ。

言うまでもなく、サイクリングは機材スポーツだが、人間が機材を用いてスポーツする。人間が主体で、機材を使いこなす。それが道理。

しかし、ある時期から科学的アプローチで、従来の伝統的価値観が崩れた。

それは、共産圏のソビエトによる血液ドーピングから始まったと思う。健康な自分の血液を抜いておいて冷凍保存し、体力を消耗するタイミングで解凍した血液を体内に戻すことにより、赤血球が体内に満ちて心肺機能が高まる。または、女子選手へのホルモン剤投与で身体能力を高める。人体に対するドーピングだ。

機材ドーピングも、黄金期に起きた。目立ったのは空気抵抗に対処するためのディスクホイール。やがてフレームが鉄からアルミ、カーボンに移行して、フレーム形状も変わった。構成パーツもコンポーネント化して、変速と制動のコントロール方式が融合。機材進化をいち早くキャッチした陣営が有利になった。

やがてインターネット時代になり、情報通が有利な機材をいち早く知り入手した。さらに経済的な格差や為替の利によって、自転車業界の構造も変わらざるをえず、生産の地殻変動が起きて、流通も激変。町からサイクルショップが消えつつあるのが現状。活字の自転車媒体も減り、デジタル媒体に移行。

しもふさクリテリウム5月の会場には、Team MATRIX POWERTAGに加え、イタリアからTeam NIPPOも来場し、子どもたちやビギナーのおっさんと共にプロ選手が伴走し、頑張るアマチュアに声をかけて励まし、先頭を引いてレースを活性化。

NIPPOジャージの新城幸也も笑顔で会場を盛り上げていた。全盛期からユキヤはファンサービスに熱心だった。当日は木陰で、三浦恭資氏とNIPPO大門宏監督が談笑。MATRIX安原昌弘監督も元気を取り戻して伴走する姿をみせた。

時代は変われども、こうした普及レースが東西で継続してあり、レジェンドたちが関わる。大事だよね。

Post Author: coppi