8月27日の夜明け前、草刈りに出かけた。
6時30分にラジオ体操をしたかったが番組は変更され、石川県の大雨で道路が川のようになり、クルマが冠水しているとの中継放送が延々と流された。
現実には目の前は東京湾の入り口。青空ものぞいているが、見上げると場所により筋状の雲もあり上空は風が強いことがわかる。鋸山の中腹からうえはあま雲に覆われている。お気に入りの海岸で、ラジオ体操の音楽なしで、ひとり体操をした。

ラジオから継続的に同じフレーズが繰り返される。
――これまでに経験したことのないような――何らかの災害がすでに発生している可能性――直ちに命を守る行動――すでに外が冠水している場合は屋内の高い場所へ移動するなど――
実際に自分がいる場所とは別の番組中継だが、聴いていると自分も石川県の近くにいる気がしてきて、早くなんとかしなきゃいけない気分になる。

被災された人たちが心配だが、ボクは大急ぎで草刈りを済まして雨に降られずに富津へ帰宅できた。湿気があり汗だく。だが夕方まで天気がもった。

富津の天気予報をチェックすると、――夜遅くから明日28日未明にかけて、雨が降りやすくなり、一時的に雨や雷を伴う見込みです。明日28日の日中は曇りとなりますが、最高気温は31°C前後まで上がる予想――との由。
上空はどんよりしている。日暮まえに富津岬の展望台にあがると、東京湾の奥は暗く、太平洋側は黄昏色で明るい。

第三海堡に伸びるラングーンのような浅瀬が海面に婉曲に浮かびあがっていた。
番組変更で気忙しい気分だったが、今日の光景も悪くなかった。