マヴィック破産(MAVIC la faillite)。2020年5月7日のギヨーム・ロバートによるネット記事「matos velo」で知りました。 概略はこうです。サロモンはアメアスポーツをアメリカの投資ファンドリージェントに売却したのでマヴィックは困難な状況に陥っている。
マヴィックは現在、グルノーブル商事裁判所により6カ月の監視期間で管財人に委ねられている。3月以降、Mavic S.A.Sは、業績不良企業の問題を解決して企業価値を高めるターンアラウンド・コンサルティング会社である会社By Savingが率いる。
マヴィックジャパン株式会社ホームページにも5月15日にお知らせが掲載された。——Mavic S.A.Sが、一時的に管財人の管理下に置かれることとなりましたことをお知らせ致します。これは、マヴィックが持続的な将来の発展を確かにする為の解決策であり、今後は新しい体制・事業戦略に向けていくつかの投資先と協議いたしますーー。続けて、——商品供給やアフターサービスなどは、全て通常通り対応させて頂きますので、ご安心ください。フランスのロックダウンの解除に伴い、オフィス並びに工場の稼働も段階的に再開されております。8月下旬に開催が決まっているツール・ド・フランスのニュートラルサポートも引き続き行ってまいりますーーと表明。
どうなるのか? マヴィックは70以上の有益な特許などがある伝統的ブランド。ビンテージ自転車好きとしては救済の手を差し伸べる投資家が現れることで、歴史的な重みがあるブランドの存続を願いたい。