バックス事務所はさまざまなイベントをお手伝いしてきましたが、今回は組織的にデカイものでした。
東京都の「TOKYOパラスポーツ月間」裏方仕事。その内容はパラアスリートへの出演交渉、使用機材の手配、一般観戦者向けタンデム自転車体験会一式、デモンストレーションレースの電子計測、パラ陸上レースの運営アテンド、パラ自転車レースの運営アテンド。これらの付随業務。
東京都のイベントを請け負う会社の下請けとなり専門性の視点を活かして、観客満足度の高い体験会やデモレースの実現に寄与。まぁ、滞りも事故もなく幕引きとなりホッとしています。
オープニングステージで、「7月からは東京都でもタンデム自転車が乗れるようになりました」と小池百合子都知事が話され、レースでスターターが鳴らすピストルでパーン! このピストルも事前に仕様提出の段取りがあり、規模が大きい大会運営の奥深さを実感です。黒服のSP警護もいてドラマみたいでした。
タンデム自転車体験コーナーでのヘルメットは新品を揃えて使用後は消毒して使い回す気遣い。用意した試乗用タンデムはロードタイプだけでなく、フラットハンドルのMTBタイプ、小径折り畳みタイプを揃え、説明員はブラインドや車椅子の人へも対応できるメンバー。ハンドバイクも用意したのですが試乗コースの2車線道路ではギリギリの回転半径。しかし、臨機応変な対応で多くの参加者に楽しんでいただけました。ちなみにパラ陸上、白杖体験もそれぞれ専門のスタッフが協力してイベントを構成。
都庁前通り完全封鎖してのパラ陸上とパラ自転車のデモンストレーションには、吉本芸人さんがガヤガヤと盛り上げてくれ、それぞれ1番目に走って魅せる。演出的には芸人タイムの次にアスリートのタイム差アリで、うわー、やっぱりアスリートは凄い! との予定調和ドラマ。ですが、ホントにアスリートたちの熱い走りと好タイムに感動です。
チェックしてください、この公式リザルト。マジに演出でなく選手たちのアスリート魂がこのドラマを紡いだわけ。バックス事務所はここまでですが、スポーツって、観戦するだけでも面白い。
吉本芸人さんには「KABUTO」のエアロR1やKOOFUなどのカッコいいヘルメットをご用意。これも気遣い。
屋外イベント終了時は暗くなって、都庁庁舎がライトアップ。視察に駆けつけてきた白戸太朗議員と、タンデム自転車普及にこれからも頑張ろうと約束。長い一日でした。
「TOKYOパラスポーツ月間」はこの後、パリ大会に向けてのトークショーがありSMAPの面々も参加してで、パラスポーツのPRに努めたことを翌朝のTVニュースで知りました。