Site Loader

サイクリングスクールの人材育成、やりがいがある。学んできたことのやり直し、復習ですが、自分にも新たな発見があって楽しい。

横浜で今季から始めた輪’Sスクールは午前に土の校庭でライディングスキル実技、午後は道路上でのサイクリングが基本。10月末は有志で指導者講習会やりました。

午前は、生徒を飽きさせないために目先の変わるメソッド開発。スタート&フィニッシュにパイロンを設置。左コーナーと右コーナーを色違いマーカーで描きます。後半に乗り越えないといけない障害物、さらにパイロンを左右においての狭い通路を組み入れた。

上記コースできれいなペダリング、スピードコントロール、体幹を意識しつつの荷重移動、抜重、目線などが学べる仕組み。中級以上の生徒対象です。

指導者は互いにコースを反復練習し、タイム短縮を図る。タイムを縮めるために走り方を試行錯誤で工夫。それを観察し解析し合うことで、より完成度の高い走り方のアドバイスをする一助になる。反復練習をするなかで、タイム短縮に至るプロセスが何通りもあることがわかる。内省的に走るから良かったこと、悪かったことが鮮明になる。

午後は輪’Sプロジェクト主宰者なおさんによる救急救命講座。AEDを用いての心臓マッサージ。さらに余った時間で、負傷して地面に伏せている人を、救急車が到着するまで寝かせておくときの<回復体位>の取らせ方を学んだ。

落車事故などで路面に倒れた自分を想像してみてほしい。うつ伏せのままだとアクシデントに打ちのめされた気分。でも、回復体位にしてもらえると楽になる。回復体位は楽に寝ていられる姿勢で、嘔吐しても大丈夫な体位。

サイクリングスクールの指導者は、自転車の乗車技術だけでなく、自転車遊びを多面的にサポートできないといけません。

この講習をとおして反復や学び直しが大事だと改めて実感。そして、自分より若く可能性がある人たちがサイクリング普及に対して同じ気持ちでいてくれることに、気持ちがあったかくなりました。

Post Author: coppi