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熱帯低気圧が通り過ぎた9月第4週の秋晴れの下、子どもを対象にして芝生のグランドでシクロクロス自転車学校。

朝露のグランドには並木があり、土の走路や林のなかはほんの少しのアンジュレーションもある。そこにコーステープを張り巡らす。ストレートなところはパイロンでテープを省略。

秋ですが、熱中症対策でジャグに冷たい水を用意し、参加者には500mlのミネラルウォーターを1本ずつ配りました。

それでも、午前9時からのスクールを始めると、カラダを冷やしてもらうための水を満たした子どもプールがあってもよかったかな、と思うほど汗ばみます。

スクールの進め方は年齢とスキル別のグループ別で短く時間を区切り、さまざまなメソッドを順を追ってやるわけですが、全体休憩をわりとたくさん挟みます。これは、日陰で水を飲ませることを主眼に置いています。

coppiは幼稚園児2人と7歳のクラスを担当。低学年は特にダラダラと同じことをさせずに、楽しい雰囲気を大切に。なぜなら、小さい子どもほど同じことを続けると集中力が途切れる傾向があるからです。

さらに、子どもの自転車にはボトルケージがない場合が多い。だから、水を飲む機会を与えることを怠れない。なかには、熱心な親御さんは写真のように工夫してボトルを付けていらっしゃる。とても素晴らしいですね。

この日、スクールは午前中で終わりにせず、1時間の昼食休憩の後に午後3時まで行ないました。

十分な休憩を組み込んでの1デイスクール。教える側もけっこう疲れますが、子どもたちの回復力や見事で、電池切れのように動かなくなった子が水を飲んでちょっとするとウソのように復活。感心しきりでした。

アスゲン製薬株式会社:明日、ゲンキになるためのマメ知識HPに、フランスのセバスチャン=ラテル博士の論文に<子どもたちはアスリートより耐久力がある>という記事がある。興味がる人は以下をご参照ください。

https://www.asgen.co.jp/blog/2018/06/post-10.html

子どもは日ごろ運動をしない大人より有酸素代謝に優れている傾向がある。今回のスクール参加した子どもらは普段からサイクリング好きな保護者と遊んでいるわけで、その面も彼ら彼女らの回復力に影響していたのだろう。

だからと油断して、発育期の子どもにハードな運動をさせ過ぎてはいけません。それにしても、子どもの回復力、正直言って羨ましい。

Post Author: coppi