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創造的ハンドメード旅自転車作りを競い合う「Concours de Machines les Baronnies」がフランスで2020年6月10日〜14日に開催される(予定)。

この大会にかつて日本からもアイズバイシクルが参戦し、その熱き情熱を我が国でもの流れで「Japan Bike Tecnique」が長野で2019年に始動して20201年夏にも開催予定。

さて、今回のテーマとガイドラインは<フランスとスペイン国境に位置するピレネー山脈における友人同士の自給自足自転車旅>だ。

3日間のレースと審査、ハードな走りに耐える軽量な自転車作りは不変のテーマだ。あらゆる地形(道路、デュアル、シングルトラック)と環境(高低差、岩盤、土、根っこなど)を走る。スタート地点のエスカロード修道院に集合するには鉄道利用が前提のため、鉄道に持ち込む工夫も要求されている。

必需品(essentials)が11ある。

1)自転車。

2)ライダーの傷を治療するレスキュー用品。

3)廃棄物を減らす(環境負荷への配慮)。

4)思い出を(写真、ビデオ、絵を描く、音楽など)簡単に残せる。

5)GPS軌跡を利用できる。

6)レスキュー要請ができる。

7)48時間の必要電源を確保。

8)夜間走行もできるし、ビバークもできる。

9)ビバーク中は身体をドライで暖かく保つ。

10)お湯を沸かせる。

11)乗車中に簡単に1.5Lの水にアクセスでき、かつ4Lを運ぶ。

ユニークな課題、<中古、またはリサイクルされた部品が組み込まれている>もある。自然回帰、環境にやさしいライフスタイルが求められているわけだ。

バイクパッキング&グラベル、これが混じり合うスタイルは世界的トレンドだが、日本の自転車雑誌を飾るようなステレオタイプ自転車&装備でなく、飛び切り鋭利なグラベルバイクがあと3か月もすると見られる。どんな旅自転車がお目見えするのか、期待に胸が高まる。

写真上:coppiはこんな懐かしいスタイルが好きですが‥‥ 写真下:前回掲載した雑誌「top vélo」が紹介したハイカー。こんなスタイルがトレンディー

Post Author: coppi