6月10日の午後、ラジオのニュースで「日本サイクリング協会(JCA)代表を詐欺容疑で逮捕」の報に触れて、ネットニュースを覗くとすでに数本の記事があった。
いずれも内容は10:52配信の共同通信にあるとおり。
警視庁は架空の投資話を持ちかけて現金3千万円をだまし取ったとして詐欺の疑いで、一般財団法人「日本サイクリング協会」の代表理事長沢恵一容疑者(77)と長友栄機容疑者(60)の2人を逮捕した。
長沢恵一容疑者は、自転車などの特許権を持っていと鹿児島県の男性2人を騙して、「特許申請にかかる3000万円を貸してくれれば6億円渡す」と言い、JCAが特許権を100億円で買うニセの確約書で信じさせていたそうだ。

画像©️TBS NEWS DIG Powerd by JNNより
JCA絡みの不祥事は2016年にも、投資に関する資金3億円流用とその回収不能があった。これが契機でJCAは公益社団法人から一般社団法人になった。
それでも当時自民党の代議士谷垣禎一氏がJCA会長に就任し、2016年12月に成立した自転車活用推進法でそれなりにJCAは維持されていたが実際は、事務方の働き手はボランティア。会員は減少の一途を辿った。
2026年現在、JCAの会員は東京、千葉、神奈川などの首都圏に多いが年会費は3,000円〜4,000円程度で、当然ながら企業や団体からの協賛金や補助金がないと活動できない。そこにこのJCA代表理事の逮捕劇。
これはJCAだけの醜見ではなく、自転車関連団体全てのイメージを損なう。

関東甲信越エリアでJCAの旗の下に集う人たちが、JCAの実施してきた事業を引き継ぐような話もあるようだが、“覆水盆に返らず”である。勝手ながら旧来のJCFによる資格制度やイベントを同じようにやることはイメージが悪く、おやめになったほうがいいと思う。
哀しいニュースだ。