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ブルームーンの夜空に打ち上げ花火がドカーン!! 筑波山の麓で「BIKE&CAMP FES 2020」が10月31日(土)〜11月1日(日)に茨城・つくばワイナリーの広い敷地で開催された。初日だけでも「近隣の見物人を含めれば3,000人ほどが来場」(主催者発表)したという。

キャンプ用品やツーリング用の自転車試乗会、焚き火台、地産地消の野菜や食べ物の販売ブース、ワンバーナーでつくる料理ワークショップなど、すべて「旅」に向けたイベントプログラムがどっさり。オーダーメイド自転車の工房出展も。

試乗会にはグラベル系バイクのほか、小径スポーツ車、e-BIKEなどが並ぶ。荷物を載せるためのトレーラー、4輪の変わり種自転車も登場。飲食ブースでは秋の日差しを浴びながら名産ブルーベリーのエールをグイッと愉しめた。もちろん、ワイナリー売店で地ワインも大人気。

夜はキャンプブースに宿泊した参加者限定トークショー。旅の達人たちが3枚の写真をモニターに映して、とっておきの体験談をご披露。カヌーやロングハイクのエピソードを聴いてコロナ禍で思うように遊びつらかった聴衆は、“旅”への妄想を掻き立てられたはず。

キャンプサイトは適度に間隔がとられていた。星空のしたで仲間や家族と盛り上がるサイトもあったが、夜更けまで焚き火の炎を静かに見つめるソロキャンパーも多かった。

目立ったのは女性の姿。東京から女友だちでソロテントを並べていた二人。「夕陽も満月も花火も満喫! このイベントに参加するためにキャンプ道具を買い揃えました」(左)。

ブロンプトンを折りたたんで一人でテント設営をしているMさんは、サイクリング歴5年め。「念願かなってキャンプできます。家で練習してきたので大丈夫」とてきぱきドームテントを組み立てた。その後、銀杏を炙った肴でワインを嗜んだ。

大会の仕掛け人はこの二人、右は世界30カ国を自転車で旅してきた山下晃和実行委員長、左は沖本真副委員長。

ほとんどの参加者が、「来年どこで開催してくれるのか楽しみ」との声。それを主催者に告げると、「うれしいです。でも開催するかも含めて今はすべて未定」との由。いえいえ、こんな素敵なイベントはぜひ続けましょうよ!

 

 

Post Author: coppi