8月は新島でサーフィンしませんか?
ヨット仲間のHさんから誘われたのが6月半ば。
東京湾の最奥にある夢の島マリーナを7月31日の深夜に出航し、神津島の湾に8月2日錨をおろす。その後に、新島に渡し船を利用して民宿2泊で波遊び。
神津島から大島を経由して三浦半島・三崎泊まり、夢の島に8月6日に戻るプランだった。

サーフィン好きのオーナーが所有するヨット海羚は、Hさんが船長、僕とIさんが乗組員。38フィートの天井が高いアメリカ製なので居住性は申し分ない。
島を目指すのは久しぶり。大島は何回も行ったし、20年ほど昔に32フィートに3人乗組で八丈島まで行った経験はある。だが、サーフィンや露天温泉で愉しいイメージの新島は未踏の地。ワクワクの期待感に包まれていたが…。

ところが台風13号が7月27日にミッドウェー諸島で発生。発生から消滅まで14日も続き一時は気圧910hpaまで発達。その余波を想定すればもう大人の判断をするしかない。それぞれがスケジュール調整していたので、プラン短縮で2泊3日の沿岸クルーズに切り替えた。
1日目の泊地は三浦半島・三崎港の岸壁を予定。しかし、夢の島を早朝出航して昼前に辿り着いてみれば満杯! ここでIさんの長年のヨットで培ったコネが実を結び、油壺湾の空きブイに舫をとれることになった。天然の良港・油壺は昔、ここのヨットで初島回航レースのクルーとして乗艇して以来で懐かしい。

油壺湾を見下ろす場所にある『静観荘』に投宿。油壺が第二次大戦後に米軍管理下のヨット泊地であった時代から続くこの宿は、地魚料理と風呂が素晴らしい。そして翌朝、2日目はLook to The Rainbow 。ジョビンとジルベルトのボサノバを脳内再生しながら虹に導かれて諸磯湾の入り口まで散歩した。

昼までは相模湾に沖出ししてセーリング。やっぱりこういう時間は天国、申し分ない!!

その後、横浜ベイサイドマリーナのビジター桟橋に舫をとり、横浜中華街で食事。
その夜は陸電が使えてエアコンのあるIさんのヨットに泊めてもらった。
3日目朝、海況が芳しくなく、京浜運河で羽田沖に出てそのまま帰港。

台風13号のおかげで夢となったアイランドホッピングだったが、濃厚な内容、若いころとは別世界。齢を重ねるのも悪いものじゃない。
