同世代の知人がSNSで発言。とても共感した。
<老後2,000万円とか、生活破壊だとか、超インフレ襲来とか、年金半減とか。(中略)相続と税務と老後節約生活の相談をしました。(中略)1週間で今後のビジョンといくつかの選択肢が示されました。(中略)霞を喰わずに何とか生きて行けそうです。生活コストを下げる有効な方法として、買わずに手造り、断捨離しすぎず必要なものを1つ残す、買うなら良いもの長く使えるもの、小さな満足、義理は謝絶し適度な交友、クルマはやめて電車バスだって。何だ、サイクリング生活と一緒じゃん>と。
必要な1つを残して断捨離、ちょっと1つには絞れない…。でも、老後のために自転車コレクションを整理する団塊世代はスマートだ。
煩悩のままに持ち続けたコレクションは、家族が趣味世界に無理解の場合、粗大ゴミで捨てられるか、二束三文で処分される。趣味人の誇りが無残に芥になるくらいなら、生前に活かす断捨離をすべきだ。
coppi自身、つい3年ほど前は10台以上の完成車と部品類のコレクションを抱えていました。でも現在(2022summer)、ロード1台、スポルティーフ1台、ブレーキ付きピスト1台、小径車2台、散歩車1台、マウンテンバイク2台まで減らした(屋根裏10台以下達成!)。あ、忘れていた、ガレージにタンデム2台ある。でも、これはスクール教材なのでコレクションではない。
こうした在庫を改めてみると、タイヤ規格などが旧世代の場合が多い。<良いもの長く使えるもの>が目安なので、本当に残すモノを選ぶポイントは、<消耗部品の規格が市場にある現行品>であるべきかも。そうでないコレクションは<<マニアに売るか、後進の若い人に譲るか、博物館に寄贈>>がスマート。文化のバトンタッチだ。
時代の流行を体現する高価格だったモノは、すでに博物館入りしているはずだ。そんなモノは同好の士に売るか後進の若者に譲ればいい。でも、物語性(エピソードがある)の高いモノはその証拠(印刷物・写真など)を添えて、後世に残すべきである。
サイクリング文化を、後進のみなさんにプレゼントする。自分は思い出だけ残して譲ればいい、現物はなくてもいい。
断捨離は必要。イカス断捨離、したいですね!