「何コレ、チャオの音です!!!」ファバロ・マルコさんが興奮!
タッタッタッと軽快な爆発音を響かせたモペットに反応したマルコ。
テケテケ3号は、草刈機の4サイクルエンジンを搭載した折り畳み自転車。
オートバイと同じスロットルグリップ
これも『フェッロ・マリ・エ・モンティ』に主催者マルコの熱い招待で参加していた。
イタリアではメダル付きモペットをチャオと呼ぶそうです。
テケテケ3号、車名から分かるように3台作ったうちの最新で、1号はまだ動くけれど2号は壊れたそう。
エンジンは中国製のホンダをコピーした34ccでボアアップされている。自転車はキャプテンスタッグ製でレバーひとつでメインチューブが大きなヒンジが動いてコンパクトになる。
スロットルはオードバイと同様なグリップ式。保安部品も装備し、さらに12ボルトソケットもあり、走行中はスマホ充電もできる。
ナンバー取得には半年も富津市役所に通ったそうだ。「前例がないって言われたけれど粘りました」とオーナーは笑う。
スマホは今や誰でも持っているし、フェッロでは参加パンフにバーコードがロング、ミドル、ショートごとにあってスマホのアプリでデジタルマップ“Ride with GPS:Bike Navigation”が読める仕組みを採用している。レトロを標榜するサイクリングイベントだけれどソフト面はスマートなのだ。
ちなみにテケテケ3号のタンク容量は50cc。「ショートコースの50kmなら問題ないです。だってリッター100kmの好燃費だしペダル付きですから」との由。カーボンニュートラルの時代です、いいね!