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coppiが関わる「TCF自転車学校」は2006年、フランス自転車競技連盟(FFC)コーチ研修で自転車学校を学んだ小島裕樹さんの指導がベース。校長先生を務めるのはかつて東京都自転車競技連盟(TCF)強化委員長として科学的トレーニングを導入し、東京都を国体優勝に導いた比護隆一さんで、UCI国際コミッセールでもあり現TCF専務理事であられる。コーチ陣は豪華で、オンロード系はトラック競技ポイント種目で日本とオーストラリアでナショナルチャンピオンに輝いた吉井功治さん、オフロード系は黎明期のBMXレジェンドである宮城力さん。他にも熱心な自転車好きがインストラクター陣にいっぱい。

coppiと小島さんは東京・高田馬場にあるMTBショップの仲間でもある。2007年から東京都体育協会による補助金事業としてジュニア以下の世代に向けてピラミッド式の指導をしてきたが、基盤は“自転車学校”による基礎スキル講習、疑似レースの“ケルメス”によるレース体験、シーズン最後に“フレンドリーロードレース”で仕上げを行う。自転車学校、ケルメス、フレンドリーロードレースはすべて参加費不要だ。

一方で、幼児の“補助輪外し大作戦”から、“オトナのための自転車学校”、親子で楽しめる“プチブルベ”などの自主事業も有料で展開。サイクリング文化を全ての世代が理解・参加できるように取り組んできた。「TCF自転車学校」はジュニアアスリート育成がメインだが、全ての年代が自転車を通じて健康に楽しく過ごせるようにサイクリングをプロモーションするのをTCF普及委員会はモットーにしている。

MTB好きなcoppiは、ロードレースだけでなく、オフロードのスキル指導も大事だと痛感。はっきり言ってロードバイクしか乗らない人はMTB乗りより明らかにバイクコントロールが下手だ。舗装路でサドルに座って走ることが当たり前の人と、基本的にサドルから尻を浮かせて滑りやすい路面を体幹でバイクを操るのが当たり前の人では、センスが根本的に違う。だから、子供のうちはBMXやMTBで遊ばせることが大事だと思う。そこで個人事務所の取り組みとして、たちかわ創造舎(旧多摩川小学校)とタッグを組んだ。

上の写真は、たちかわ創造舎の土のグランドで実施した“じてんしゃの学校”卒業検定(2018年末)の模様。この学校はcoppiとTCF自転車学校仲間のHさんで運営。2019年からは、“たちかわCYCLING GAMES”と路線変更してよりオフロード的色彩を強めた。コンタクトスポーツである「CYCLE SPEEDWAY」はコロナ禍で今はお休み中だが、モジュラーパンプトラックを用いて河川敷で開催する「Grass-Pump」は好評展開中。

 

今後のスケジュール(問い合わせはバックス事務所:電話090-4419-5603)

8月29日(土曜) 第4回GRASS-PUMP

9月26日(土曜) 第5回GRASS-PUMP

10月17日(土曜) 第6回GRASS-PUMP

11月28日(土曜) 第7回GRASS-PUMP

すべては、自転車好きな人を増やしたい。みなさんが上手に自転車が操れるようになって欲しい。そう願っている。

Post Author: coppi