1885年、ダルマ型復権のために! 『倍速機構を組み込んだ、カンガルー』
1800年代後半のイギリスに始まる産業革命。自転車産業で築かれたアイデアから、やがてクルマやオートバイの主要部品会社が派生した。“自転車産業界の父”と呼ばれたジェームズ・スターレーは、ディファレンシャルギヤやラック&ピニ…
もっと遠くへ・速く・自由に・遊ぶ。
1800年代後半のイギリスに始まる産業革命。自転車産業で築かれたアイデアから、やがてクルマやオートバイの主要部品会社が派生した。“自転車産業界の父”と呼ばれたジェームズ・スターレーは、ディファレンシャルギヤやラック&ピニ…
自転車はドイツで生まれ、フランスで洗練され、イギリスで現代の自転車のルーツとなるカタチが確立した。 舞台は19世紀後半、自転車発祥地のひとつであるフランス生まれのベロシオ(1853年〜1930年没、本名ポール・ド・ヴィヴ…
1958(昭和33)年3月〜1959(昭和34)年 製造業としての自転車業界に勢いがあった復興期に短期間だが出版されたサイクリング啓蒙誌。カタログ的にスポーツ車を並べ、その使い方を紹介。創刊号は当時13勝2敗で横綱になっ…
1956年8月〜1962年3月 雑誌タイトルどおりに、サイクリングツアーに特化。旅情ある写真表現が巧み。1958年の第一特集は「実用車の改造について」。「サイクリングの旅」は別冊か。「旅とサイクリング」の前身となる雑誌。…
自転車専門誌の製品写真は、基本的に作法に則って撮影されています。マニアのみなさん、気づいていましたか? 解説します。2カットは60年代の名車たち。白いフレームに赤の銅抜きは日本の片倉・シルク号。黄色っぽいのはイタリアの…
2019年に誕生したクリエーティブなイベント、『ジャパンバイクテクニーク』をご存知ですか。 「日本には競輪選手のフレーム作りに携わるビルダーがいて、またサイクル専門学校などで学んだ若手ビルダーもいます。それらの人々の技術…
著者:トム・アンブローズ 甲斐理恵子 訳 刊行:原書房 定価:2,800円+税 自転車の歴史200年。木製自転車から最新カーボンバイクまでエポックメーキングな50台を厳選して、時代ごとの注目点を豊富な写真と丁寧な解説で綴…
著者:坂元正樹 刊行:共和国 定価:3,700円+税 だるま自転車=ペニーファーシングが大流行した1880年〜90年代のわずかな間、自転車の文化は著しい進化を遂げた。その時代、ほとんどすべてのサイクリストはレーサーで、ス…