ビンテージ自転車
内装ハブギヤ誕生、光と影
産業革命により軽工業が発達したイギリスでは野心的な発明家が新たな変速機構をいろいろ発表している。拡張式チェンホイールも1900年には既に登場。しかし外装変速機は雨の多い気候事情などで実を結ばなかった。変速機が一般的になる…
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1885年、ダルマ型復権のために! 『倍速機構を組み込んだ、カンガルー』
1800年代後半のイギリスに始まる産業革命。自転車産業で築かれたアイデアから、やがてクルマやオートバイの主要部品会社が派生した。“自転車産業界の父”と呼ばれたジェームズ・スターレーは、ディファレンシャルギヤやラック&ピニ…
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1916年、外装変速機の誕生 ベロシオの『テロ』
自転車はドイツで生まれ、フランスで洗練され、イギリスで現代の自転車のルーツとなるカタチが確立した。 舞台は19世紀後半、自転車発祥地のひとつであるフランス生まれのベロシオ(1853年〜1930年没、本名ポール・ド・ヴィヴ…