デグランジェがツール・ド・フランスの創始者?
実は違うんです。1902年11月のある日、ジェオ・ルフェーブル(上写真)がスポーツ新聞『ロト・ヴェロ』(以下、ロト)編集長のアンリ・デグランジェに、ライバル紙『ル・ヴェロ』に勝つための策、フランス一周レースを進言。ツール…
もっと遠くへ・速く・自由に・遊ぶ。
実は違うんです。1902年11月のある日、ジェオ・ルフェーブル(上写真)がスポーツ新聞『ロト・ヴェロ』(以下、ロト)編集長のアンリ・デグランジェに、ライバル紙『ル・ヴェロ』に勝つための策、フランス一周レースを進言。ツール…
パラリンピックの車いすバスケットボールが話題になりました。「選手のクラス分けに関するルールを日本が遵守していない」、と国際パラリンピック委員会(IPC)が警告し、このままだと20年東京大会から除外される可能性もあるとか。…
1800年代後半のイギリスに始まる産業革命。自転車産業で築かれたアイデアから、やがてクルマやオートバイの主要部品会社が派生した。“自転車産業界の父”と呼ばれたジェームズ・スターレーは、ディファレンシャルギヤやラック&ピニ…
自転車はドイツで生まれ、フランスで洗練され、イギリスで現代の自転車のルーツとなるカタチが確立した。 舞台は19世紀後半、自転車発祥地のひとつであるフランス生まれのベロシオ(1853年〜1930年没、本名ポール・ド・ヴィヴ…
1958(昭和33)年3月〜1959(昭和34)年 製造業としての自転車業界に勢いがあった復興期に短期間だが出版されたサイクリング啓蒙誌。カタログ的にスポーツ車を並べ、その使い方を紹介。創刊号は当時13勝2敗で横綱になっ…
1956年8月〜1962年3月 雑誌タイトルどおりに、サイクリングツアーに特化。旅情ある写真表現が巧み。1958年の第一特集は「実用車の改造について」。「サイクリングの旅」は別冊か。「旅とサイクリング」の前身となる雑誌。…
自転車専門誌の製品写真は、基本的に作法に則って撮影されています。マニアのみなさん、気づいていましたか? 解説します。2カットは60年代の名車たち。白いフレームに赤の銅抜きは日本の片倉・シルク号。黄色っぽいのはイタリアの…
2019年に誕生したクリエーティブなイベント、『ジャパンバイクテクニーク』をご存知ですか。 「日本には競輪選手のフレーム作りに携わるビルダーがいて、またサイクル専門学校などで学んだ若手ビルダーもいます。それらの人々の技術…